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2025年プロ野球 クライマックスシリーズはいつから?全日程と仕組みを解説

プロ野球の熱い戦いが終盤を迎え、ファンが最も注目するポストシーズン、クライマックスシリーズ(CS)の開催日程が気になっている方も多いのではないでしょうか。CSは、レギュラーシーズンのリーグ優勝チームと日本一をかけた「日本シリーズ」への出場権をかけて争われる重要な戦いです。

2025年のクライマックスシリーズは、10月11日(土) からファーストステージが開幕し、10月22日(水)までの期間で開催される予定です。この短期決戦は、どの試合も白熱した展開が期待されます。

この記事では、2025年のクライマックスシリーズの全体日程や、セ・パ両リーグの具体的な対戦カード、さらに基本的なルールと視聴方法までを詳しくご紹介します。

なお、2025年のレギュラーシーズンの順位は、セ・リーグの1位が阪神タイガース、2位が横浜DeNAベイスターズ、3位が読売ジャイアンツ。パ・リーグは、1位が福岡ソフトバンクホークス、2位が北海道日本ハムファイターズ、3位がオリックス・バファローズです。

2025年クライマックスシリーズの開催日程

2025年シーズンのクライマックスシリーズは、ファーストステージとファイナルステージの2段階で実施されます。

全体開催期間

2025年のクライマックスシリーズは、全体で10月11日(土)から10月22日(水) までの期間で開催される予定です。

ステージごとの日程詳細

各ステージの開催日程は、セ・リーグ、パ・リーグともに同じ日程で組まれています。

ファーストステージ(1st Stage)

ファーストステージは、レギュラーシーズン2位チームの本拠地で行われます。

2025年「セ・リーグ」は2位の横浜DeNAベイスターズの本拠地「横浜スタジアム」で開催、「パ・リーグ」は2位の北海道日本ハムファイターズの本拠地「エスコンフィールドHOKKAIDO」での開催となります。

ラウンド日付曜日
第1戦10月11日
第2戦10月12日
第3戦(必要な場合)10月13日
予備日10月14日

ファーストステージは3試合制で、先に2勝したチームがファイナルステージに進出します。第2戦で決着がついた場合、第3戦は行われません。

ファイナルステージ(Final Stage)

ファイナルステージは、リーグ優勝チームの本拠地で開催されます。2025年度は、セ・リーグが阪神タイガースの本拠地「甲子園球場」、パ・リーグは福岡ソフトバンクホークスの本拠地「福岡みずほPayPayドーム」での開催となります。

ラウンド日付曜日
第1戦10月15日
第2戦10月16日
第3戦10月17日
第4戦10月18日
第5戦(必要な場合)10月19日
第6戦(必要な場合)10月20日
予備日10月21日
予備日10月22日

ファイナルステージは最大6試合制で、先に4勝したチームが日本シリーズへの出場権を獲得します。

クライマックスシリーズの基本的な仕組みとルール

クライマックスシリーズ(CS)は、2007年に導入された制度で、レギュラーシーズンのリーグ優勝チームだけでなく、2位・3位のチームにも日本シリーズへの挑戦権が与えられるようになりました。

出場チームとステージ構成

セ・リーグとパ・リーグそれぞれの上位3チームが出場します。

  1. ファーストステージ(1st Stage)
    • 対戦カード: リーグ2位チーム vs 3位チーム。
    • 開催地: 2位チームの本拠地。
    • 勝利条件: 先に2勝したチームが勝ち抜け。
    • 引き分けの扱い: 1勝1敗1分や0勝0敗3分など、勝敗数が同じ場合は、レギュラーシーズン2位のチームが勝ち抜けとなります。
  2. ファイナルステージ(Final Stage)
    • 対戦カード: リーグ優勝チーム vs ファーストステージ勝者。
    • 開催地: リーグ優勝チームの本拠地。
    • 勝利条件: 先に4勝したチームが日本シリーズに進出します。

優勝チームへのアドバンテージ

ファイナルステージでは、レギュラーシーズンを制したリーグ優勝チームに「1勝のアドバンテージ」が与えられます。これにより、優勝チームは実質3勝すれば日本シリーズ進出を決められますが、ファーストステージ勝者(挑戦者)は4勝する必要があります。

この制度によって、レギュラーシーズン3位のチームにも日本シリーズ進出のチャンスが生まれ、短期決戦ならではの「下克上」のドラマが生まれる可能性があります。

延長戦・引き分けのルール

クライマックスシリーズの延長戦は、レギュラーシーズンと同様に最大12回まで行われます。また、勝利数が並んだ状況で、上位チームが引き分けでも勝ち抜けが確定する場合、特殊なケースとして12回裏の攻撃を行わずコールドゲームで終了することがあります。

2025年セ・パ両リーグの対戦カード

2025年のクライマックスシリーズは、レギュラーシーズンの順位が確定したため、ファーストステージとファイナルステージの対戦カードが発表されています。

セ・リーグの日程と対戦カード

ステージ対戦カード会場
ファーストステージDeNA(2位) vs 巨人(3位)横浜スタジアム
ファイナルステージ阪神(1位) vs 1stステージ勝者阪神甲子園球場

セ・リーグのファーストステージは、10月11日から2位の横浜DeNAベイスターズの本拠地である横浜スタジアムで開催されます。

パ・リーグの日程と対戦カード

ステージ対戦カード会場
ファーストステージ日本ハム(2位) vs オリックス(3位)エスコンフィールド北海道
ファイナルステージソフトバンク(1位) vs 1stステージ勝者みずほPayPayドーム福岡

パ・リーグのファーストステージもセ・リーグと同じく10月11日から、2位の北海道日本ハムファイターズの本拠地「エスコンフィールド北海道」で開催されます。

クライマックスシリーズの視聴方法

クライマックスシリーズは、放映権が出場する主催球団が持っているため、どのチャンネルで放送されるかはチームによって異なります。レギュラーシーズン終了後、10月にならないと地上波の放送局は決まらない傾向にあります。

確実に全試合を楽しみたい場合は、衛星放送(BS/CS)やインターネット配信サービスの利用がおすすめです。

1. インターネット配信サービス

インターネット配信サービスは、スマホやPCで手軽に視聴できるのが魅力です。外出先や通勤中でもリアルタイムで観戦できる点がメリットです。

  • DAZN(ダゾーン)
    • セ・リーグ、パ・リーグの一部試合がライブ配信される予定です。
    • 広島東洋カープ主催試合をのぞく11球団をカバー。
    • 見逃し配信にも対応。
    • 月額3,700円(税込)。年間プランでは月額2,500円程度。
  • パーソル パ・リーグTV
    • 月額1,595円でパ・リーグの全試合が見放題
    • 1dayチケット(660円)も利用可能。
  • 球団公式配信サービス
    • 阪神「虎テレ」(月額660円)、巨人「GIANTS TV」(月額1,320円)など。
    • 球団がCSに出場した場合のみ視聴可能。

2. BS/CS放送

BS・CS放送を利用すれば、地域に関係なく全国どこでも視聴できる可能性があります。

  • NHK BS1スカパー!の各スポーツチャンネル(日テレジータス、GAORA SPORTS、スカイAなど)で中継。
  • 地上波で放送されない試合もカバー。
  • スカパー!プロ野球セット(月額4,054円)は全試合視聴可能。

クライマックスシリーズの魅力と緊張感

短期決戦ならではの緊張感

ファーストステージは最大3試合、ファイナルステージは最大6試合と試合数が限られています。そのため、一つのミスや監督の采配が勝敗を大きく左右する可能性があり、一瞬たりとも気が抜けない緊張感が総力戦として繰り広げられます。

下克上の可能性というドラマ

クライマックスシリーズの大きな魅力の一つは、レギュラーシーズンの順位が下のチームが上位チームを破って勝ち進む「下克上」です。

過去には、レギュラーシーズン3位だった千葉ロッテマリーンズがCSを勝ち上がり、日本一に輝いた事例もあります。2024年にはセ・リーグ3位の横浜DeNAベイスターズがファイナルステージで優勝チームを破り日本シリーズ出場を果たしました。

まとめ

2025年のプロ野球クライマックスシリーズは、10月11日(土) にファーストステージがスタートし、10月22日(水)まで熱戦が繰り広げられます。

ファーストステージはセ・パともに10月11日から13日、ファイナルステージは10月15日から20日で予定されています。

日本シリーズへの切符をかけた短期決戦は、レギュラーシーズンとは違った緊迫感があり、一球一球から目が離せないでしょう。応援するチームがどのステージに進出するかを確認し、この秋のクライマックスを存分に楽しんでください。

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